先日レーシックの感染症対策について記事を書きました。この時点(2009年2月26日)では東京都中央区の銀座眼科(溝口朝雄みぞぐち・ともお院長)にて感染症にかかった被害者の方は67人でした。その後新たに2人被害が発覚しました。(09/03/14追記あり)
MSN産経ニュースの記事(レーシック手術 被害者新たに2人)によると、銀座眼科が最初の事例と公表した昨年9月以前のことでした。一人は都内の自営業男性(34)で平成19年7月に手術を受け、2日後に右目が白濁。緑膿菌による角膜潰瘍と診断されたそうです。1.0あった矯正視力は0.4にまで落ちたという。もうひとりは同年3月に手術を受けた神奈川県の会社員の女性(29)で術後に角膜炎を発症。不正乱視やドライアイといった後遺症が出たといいます。2006年8月の開設から一度も滅菌装置を点検していなかったのだから他にも被害があってもおかしくありません。この自営業の男性は銀座眼科溝口朝雄院長を相手取り、約2,000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたそうです。今後も追随するでしょうね。
参考記事:神戸クリニックの感染症防止対策の取り組みについて
追記:09/03/14
銀座眼科の溝口朝雄(ともお)院長が東京・池袋のクリニックにて無届けで診療していた疑いがあるとの記事がありました。記事によるとこのクリニックは東京都豊島区南池袋の「池袋東口アイクリニック」と「池袋アイハートクリニック」(いずれも平成20年6月閉鎖)で、医療法に基づく開設届を保健所に提出していなかったそうです。どちらも溝口院長がすべて一人でレーシック手術を行っていたとのこと。注意すべきことなので、ここに追記します。
今日ニュースで報道された銀座眼科のレーシック手術による感染症発症に関して話題となっています。ことの経緯は、東京都中央区の銀座眼科(溝口朝雄みぞぐち・ともお院長)にて昨年9月下旬から今年1月中旬まで近視矯正手術を受けた639人の患者が、2月23日までに67人が感染性の角膜炎や結膜炎を発症していたとのこと。うち2人は入院しているそうです。
保健所によると原因は医療器具の滅菌不足です。というのも医療器具の滅菌装置が2006年8月の開設から今年1月に交換するまで、一度も点検していなかったことが明らかになっています。日本眼科学会のガイドラインでは、レーシックを行うには眼科専門医に認定される必要があるが、溝口院長は眼科専門医ではありません。このようにずさんな状況であることがわかります。
この報道に対してレーシック治療で有名なクリニックは次のように対応しています。まず専用手術室クリーンルームやレーシック執刀医が全て眼科専門医である神奈川クリニック眼科は「感染症防止のために、当院では万全の体制を整えています」と発表しています。(参考:神奈川クリニック眼科の専用手術室(CR)について)また有名人へのレーシック治療が多く生涯保障制度など手術後のアフターケアが万全な神戸クリニックでは「感染症防止のための取り組み」のページを用意し神戸クリニックによるレーシック手術に関するガイドラインを掲げています。レーシック治療を受ける際には納得いくまで説明を受けるのがよいでしょう。レーシックによって明るい生活をおくっている人はたくさんいます。このようなずさんな治療を行うクリニックを選ばないためには次のことは意識してください。
- レーシックの執刀医は眼科専門医であるか?
- 手術室は清潔なクリーンルームであるか?
- 納得がいくまで説明をしてくれるか?
- 手術後のアフターケアは万全か?
少しでも違和感を感じたら無理に手術を決めないで、一度家に帰ってからゆっくりと考えるのがいいと思います。自身が納得してからレーシックを行っても全然遅くありませんから。